2002年4月27日(土)〜30日(火)

バス釣り&キャンプ 秋田・八郎潟

=簡略版=




 東京を出発したのは土曜の未明、午前4時だった。

 メンバーは3人。うち運転できるのはボクとK氏の2人。2人で交代しながら目的地を目指した。首都高から東北自動車道をひたすら走ったが、福島あたりのSAで力尽き、ゴールデンウィークの連休初日朝の混雑がはじまった駐車場で仮眠した。

 さらに北上JCTから秋田自動車道、そして最終出口の昭和男鹿半島ICを出て、目的地に着いたのは午後3時を過ぎていた。

 12時間近く、東京から600km以上も走ってたどりついたのは、バスを狙う釣り人から「東日本の聖地」とよばれる、秋田県の八郎潟。琵琶湖に次いで日本2位の広さだった八郎潟を埋め立てた、広大な干拓地だ。

 その中にある、小さく静かなキャンプ場に到着した。

 実は去年の夏、独りで北海道を旅した帰りに、このキャンプ場に寄っているのだ。その時はまったくのバス釣り初心者だったにも関わらず、40upのバスが釣れたのだ。いとも簡単に。

  だから、そんなオイシイ思いをまた味わいたくて、今年は仲間を誘って、遠い道のりを経て、ここまで来たのだった。


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これが八郎潟の眺め。
中央を向くと、ただひたすら田んぼが見えるだけ。

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3人分のキャンプ道具と釣り道具を詰め込んだ。
ルーフボックスも荷室も、荷物でいっぱい。

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そしてこれがボクらのテントサイト。
大潟村の「南の池公園キャンプ場」。
管理者もいない無料キャンプ場。ただの公園に近い。
テントが張れたから、夕方からはさっそく釣り。

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さっそく釣れた。今日の1本目。
キャンプ場近く、西部承水路の水門近くのアシ際。

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サイズは31cm。よくひいて元気がいい。

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Berkleyパワーホッグ3インチをテキサスリグで。

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今日2本目。同じ水門近くから、35cm。
ほんの短時間だった。これが八郎潟の良さ。
暗くなったので納竿。メンバー3人とも釣れて満足。

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翌28日。早朝からがんばったが釣れず。
正午ごろ、東部承水路でやっと1本目。33cm。

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ゲリヤマ4インチをテキサスリグで。

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その後、しばらく釣れず。
夕方、独りで昨日の西部承水路の水門へ。

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やっときた。今日の2本目。26cm。

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KEITECHグラブ4インチをテキサスリグで。

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翌29日。疲れが出て、朝起きられなかった。
昼前から北部を攻めるがなかなか釣れない。
午後からは東部承水路の水門へ。

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水門からしつこくしつこくアシ際へ投げつづけて
やっときた。今日の1本目。33cm。

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Berkleyパワーホッグ3インチをテキサスリグで。

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あまりにシブいので、八郎潟を出て、
地図で見つけた小さな溜め池を攻めた。
雰囲気は良かったのだが、
コイばかりでバスはいないらしい。

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再び八郎潟へ戻り、夕マズメは実績のある
西部承水路の水門近く。
やっぱりきた。このでっぷりしたスタイルがイイ!
今日2本目。36cm。

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風が止んだのでやっと使えた、
KEITECHハーフサイズのスピナーベイト9g。
トレーラーワームはゲリヤマ2インチ。

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何が言いたいかというと、
「ハチローバスは歯がすごくて、親指が傷だらけだぜ〜」
ってこと。

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翌30日。未明から雨が降りそうで、早朝はテントを
たたんで、キャンプ場から撤収をしておいた。
するとすぐに雨が降り出した。それに強い風。
それでも、いつもの西部の水門に立ったのだ。
しかしそんなに甘くなかった。最終日なのに。
雨の中、短時間しかできなくて、ボウズのまま納竿。

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雨でびっしょり濡れたので入浴したあと、
「八郎潟もこれでお別れか」と産直センターで
こんな土産を買った。なんとブラックバスの燻製。
これは自分に対する土産。話のネタに、って。


 のんびり風呂に入って、土産を買って、八郎潟を出たのが30日の午後2時。行きと同じように運転を交代しながら、 遠い道のりを走りつづけた。

 東京着は午後10時前。帰りは8時間ほどで帰って来た。SAで仮眠をしないで、交代で後部座席で仮眠しながら、走りつづけたためだ。

 これで半年前から計画していた八郎潟遠征が終わった。

 ボクとしては満足いく釣果ではなかった。3泊4日で計6本。3人で11本しか釣っていない。つまりボクらはまだまだヘタクソなのだろう。

 これからもっと修行して上手くなって、いつかまた八郎潟へ行って、満足いくような釣りがしたいものだ。

 しかし、キャンプしたことやロケーションの良さなどを含めて、ボクとK氏とN氏の3人で話した総合的な評価は「とにかく最高に楽しい4日間」だった。


 だって釣果に関係なく、本当に楽しく充実した旅行だったから♪





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