2003年12月6日(土)

久々にシーバスが釣れた!-東京湾奥

東京都内:辰巳/台場/晴海




 そろそろ、ブラックバスのシーズンが終わる。あとは、体力的にキツい、ショートバイトを待ち続けるだけの集中力勝負の釣行になってしまう。

 そんな中、シーバスを狙いたくて、ぼうず丸儲け氏と連絡を取っていると、シーバスもシーズン最終だが行きますか!ということになり、釣行の約束をした。ちなみに、シーバスは12月〜2月まではほとんどの個体が産卵のため沖に出てしまうそうで、陸っぱりでは釣りにくくなるらしい。

 待ち合わせは14:00に浦安。だが所用により13:00に新橋へスーツ姿で行かなくてならなくなった。とりあえず、ネクタイして車を運転し、都内の渋滞を避けつつ(カーナビ活躍!)、新橋で用を済ませた。

 少し遅刻して、浦安で丸儲け氏と会うと「その格好は?」と言われつつ、急いで釣り用の格好に着替えて、出発。

 今回の趣旨は丸儲け氏の知っているシーバスポイントを教えてもらうこと。なので丸儲け氏の車に同乗し、あちこち巡った。

 潮位は中潮。15:00くらいに満潮、21:00くらいが干潮。なので「下げ」狙いの釣行ということになる。

 まずは辰巳周辺のとある橋の下。

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橋脚の影になっているあたりが狙い目。しかし届かない。

満潮のちょっと前なのに、水深が浅い。
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こういう場所はキャストしにくい。


 さっぱりなので、移動。

 次は台場。週末のデートスポットの近く、とある場所にうまく駐車できる場所を教えてもらった。

 観覧車の明かりがきれい。

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意外な場所で陸っぱりができた。しかしまったく反応なし。


 ここもまったく反応がないので、移動。

 次は今回の本命の場所。晴海周辺のとある場所。丸儲け氏が一番オススメの場所らしい。だが、その場所に到着するにはいくつもの難関が待ち受けていた。

 あまり詳しくは書かないが、とにかく危険と隣り合わせの場所なので、フローティングベストは必須。

 また不思議な潮流がある場所。異常に流れが早い。普通のシーバス用のミノーではまったく使い物にならない。フローティングでは流れをつかめず、サスペンドではただ浮いてしまうだけ。スピンテールではブレードが回りすぎてすぐに表層に出てしまう。そこで使えるのは、ベイスラッグ。

 時間的には「下げ5分」くらい。潮が一番動く時間帯だった。

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ここも周辺が明るく、ヘッドライトは不要だった。
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かなり高い場所から引き抜いた。小さなサイズで助かった。

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久々に出会えて、感激!

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37cmくらい。

セイゴサイズのちびシーバス。

それでもヒレを触ると痛かった。すぐにペンチを使うことにした。
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実釣ルアー

TIEMCO ベイスラッグ80S
(HGイワシ/8cm/11g)


 丸儲け氏が1バラシ。待望の1尾だっただけにしばらく悔しがっていた。ボクだったらもっと落胆していただろう。このあともしばらく続けたが反応なし。

 丸儲け氏曰く、秋のベストシーズンならいくらでもアタリがある場所だとか。もう12月に入ってしまうと、このくらい渋くなるということか。

 ポイント、ルアー選び、この場所だけに通じるちょっと特殊な釣り方、すべて丸儲け氏に言われた通り。まさに「釣らせてもらった」状況だった。

  ありがとうございました!>丸儲けさん

 納竿にして、湾岸エリア周辺のフィールド探索に出かけ、いくつか期待できそうな場所を教えてもらった。

 浦安で遅い夕食をしながら、いろんな話をして、深夜に別れた。

 ところが、自分としては、このまま房総半島方面へ行って最後のブラックバス釣行でもしようかと悩んだ。


【本日の釣果】
 晴海…セイゴ1尾
 計…1尾




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