2002年8月30日(金)-9月1日(日)

Bass Fishing 南房総キャンプ&釣り

房総半島(千葉県)・佐久間ダム/戸面原ダム/市部堰

詳細はこちら

佐久間ダムの情報
戸面原ダムの情報




 淡路四国遠征から戻って間もないのに、仕事が3連休だったし天気も良さそうなので、南房総へ。

 さらに、せっかくガソリン代使って遠くまで釣行するのだから、テント泊して連休をフルに楽しむことにした。

 8/30金曜の午前に所用があり、昼ごろ出発。のんびり一般道を走って都内を抜け、房総半島に入ったときにはもう午後遅い時間。現地に夕暮れまでにたどり着けるか、だんだんあせってきた。

 「佐久間ダム」よりわずかだが手前にある「戸面原ダム」に向かって、急いで車を走らせた。


020830_183551

すでに暗くなり始めていた「戸面原ダム」上流部。こんな時間でも数人のバサーが来ていた(実際はもっと暗いのダ)
どこに投げているのかさえ判らなくなったので、数回キャストしただけで納竿とした。



 夜道を佐久間ダムへ移動。佐久間ダム周辺の道は熟知しているので、暗くなっても安心して移動できるのだ。

 トイレと炊事場と駐車場が近い草地で便利ないつもの場所にテントを張り、 米を炊いて夕食。夜、駐車場に三毛猫が現れたので、暇潰しに夕食の残りのエサをやった。

 近くの民家からテレビの音が聞こえる、静かな夜。暑い夜だったのでテントのフライシートを外してメッシュ地のまま、目をこらすと網目の向こうに星空が見えた。

 夜遅く、駐車場でバーベキューをしていたグループがいた。彼らもバサーらしい。

 テントの中でラジオを聞きながら、懐中電灯で文庫本を読み、そして早めに眠った。


020831_034159

まだ日の出まで時間があるのに、なんとなく起きてしまった。仕方がないのでコーヒーを淹れたり、朝食を食べたり。
駐車場でバーベキューしていた人たちは酔いつぶれたのか、アスファルトの上で眠っていた。


020831_050759
早朝の佐久間ダム。うす暗い時間から釣行開始。しかし、なぜか魚の気配がない。ボイルもライズもほとんど見られない。

020831_050816
なぜか、薄緑色のニゴリがダム湖全体を覆っていた。岸沿いはとくにニゴリが濃くただよっていた。 ここはダム湖中央の朽ちたスロープ跡前のシャローエリア。

020831_061217

ニゴリが強い中でも、水草の間から小バス。20cm前後。


020831_071201
そして、浮きブイ?のそばから小バス。20cm前後。

020831_071921
続けて水草の中から、また小バス。20cm前後。

020831_061510
すべてこれ。サワムラ・バレット、ノーシンカー。

020831_072106
友人と合流後、ほどなくしてこのダム湖に居着いているカモの大群がやってきて、ポイントを荒らされてしまった。

020831_074325
水の良い場所を求めて、小さな流れ込みのある青い水道管橋のワンドへ移動。ここも公園整備が進んでいた。

020831_082053
ワンド奥の流れ込みはほとんど水量がなく、このあたりもニゴリまくり。

020831_083158
一番奥の対岸の岸際にキャストが決まったら、佐久間ダムではなかなかのサイズが出た。31cm。

020831_083812
ちぎれかけのケイテック・ミノーシェイプ、ノーシンカー。岸際に落とした瞬間の「リアクションバイト」の時は、ワームは何でもいいらしい。

020831_101754
さらに移動。ダム湖中央の見晴らし台そばの石積み際から小バス。20cm前後。

020831_101943
VIVAサターンリングワーム、スプリットショットリグ。

020831_102908
またもカモの大群がやってきて目の前に上陸をはじめた。コイツらはまったく人間を怖がらないらしい。
ここで佐久間ダムを離れて車で移動。

020831_125101
戸面原ダム上流部、公民館前の橋周辺。次々と入れ替わりでバサーがやって来る、激スレポイント。

020831_155239
粘りに粘ってやっと釣れた、28cm。
この間に同行の友人はサクっと3尾ほど上げていた。

020831_155659
ゲリヤマカットテール、ノーシンカー。FINAのブラシガードフックでワッキーリグ。雑誌で釣れると紹介されていたリグを試した。
釣れたので、移動。

020831_170343
次は超コバスの宝庫「市部堰」。

020831_170321
ワームの切れ端を使ってキャストするとすぐにアタリがあるけど、しかしなかなかフッキングしない。何度もやっているうちにコツをつかんで上げると、小バス。12cm。
3ヶ月ほど前は5-7cmばかりだったのが成長したのか?

020831_174204
キャスト毎にアタリがあるため楽しい。10-14cmほどの小バスたちばかり。10尾ほど釣り上げた。

020831_170459
こんな切れ端ワーム。リングワームの頭をFINAブラシガードフック、ノーシンカー。たぶんなんでもいいのだろう。


 ここで今日は納竿。いったん友人と佐久間ダムへ戻り、車を乗り換えて別れた。

 また今夜も独り、佐久間ダムのテントで寝るのだ。

 夕食を作っていると、昨夜のネコが遊びにきたので少し離れたところに食べ物と水を置いておいた。まだ、警戒心が強いため、人間には近づいてこない。

 翌9/1(日)、早起きして顔を洗って、さっそく釣行スタート。気が付くと、駐車場ではフローターマンたちが準備していた。


020901_054138
佐久間ダム。駐車場やテントを張った広場のワンド奥。
ここもニゴリがきつい。シェードや立木があって良さそうなポイントなのでしばらく粘ってみたが、まったく気配なし。

020901_075105
少し移動して、昨日釣れたいつものスロープ跡付近のシャロー。
やはりここなら簡単に釣れた。いつもの小バスだけど。
20cm前後。

020901_075359
エコギア・カーリーテール、スプリットショットリグ。

020901_081153
リグを変えたら、すぐまた釣れた。同じく小バス。20cm前後。

020901_081337

拾ったワームの切れ端、ノーシンカー。
ここで佐久間ダムのテントを撤収することにした。


020901_091017

駐車場から見た炊事場と、テントを張った広場。


020901_091051
炊事場から見たテント。

020901_091116
そして、テント。奥に見えるのがワンド。
暑い夜はフライシートを半分だけにしてメッシュ地から風が入るようにして寝るのだ。

撤収完了して、移動。

020901_111430
今回3度目の戸面原ダム上流部。
公民館前の橋そばのシャローになったワンド。水がキレイなためか、こんな昼間でも岸際でバスが捕食している様子があった。
先行者がいたが、話をしたらスペースを開けてくれた。

020901_110320
しばらく粘っても釣れず。ふと思いついて、遠投&中層スイミングでHITした。狙った通りにして釣れたからうれしい!
元気のいいバス。30cm前後。

020901_111245
続けて2尾目。またも30cm前後。

020901_114430
そして、3尾目。同じく30cm前後。
パターンをつかんだ気がして満足!

020901_110738
すべてケイテック・リングワーム、スプリットショットリグ。

 この場所の対策は「遠投&中層リトリーブ&フッキングの良さ」だ。日差しが強いしシャローだし見えバスがいるような場所は、スレてなくて人の気配も届かなくて少し深くなった対岸あたりで回遊しているはず。そして遠い場所でHITしたけどジャンプエラ洗いでバラしてしまった。
  重いガン玉つけて長いリーダーのスプリットにして(キャロライナリグ風ってこと)、大きめのフックにいつものリングワームに、針先ちょい出し状態で遠投。これで決まったのだ。


 【釣果】
  8/30金曜…0尾
  8/31土曜…10数尾
  9/1日曜…5尾        合計20尾近く。


 その帰り道のこと。気持ちよく走っていたら、ガス欠くらった。
 木更津あたりの国道16号でエンジンが何度も止まりそうになって、坂道の惰性で脇道にそれて運良くファミレスの駐車場にすべりこんだ。そこではじめてガソリン携行缶から給油するはめになった。この携行缶は北海道旅行用に購入したのだが、結局一度も使わずにそのまま車中に積んだままになっていた5リットルタンク。
 だって近所のスタンドでハイオク103円くらいなのに、
市原の某スタンドは94円なのダ。なんとかそこまで行きたくなるってのが人情でしょ?
 で、市原のそのスタンドまでたどり着いて、何ごともなかった顔してガソリン満タンにして帰った。

 いつものように、高速道路を使わず、渋滞する日曜夕方の一般道を千葉まわりで時間をかけて、帰宅した。

 お金があれば、アクアライン経由を使って3分の1くらいの時間で行き来できるのだが・・・。




HOME