2003年7月19日(土)〜21日(月)

バス釣り−房総各地・テント泊 for SGG (50UP)

房総半島(千葉県):藤井野里堰/佐久間ダム/某野池/市部堰

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 高滝ダムで48cmの自己最高記録のバスを釣って2週後、またも釣行へ(1週しか休んでないわけだっ)。最近とても絶好調なのでどこに行っても釣れるような気になっていた。この週末は土日月の3連休。そして日曜はショットガンゲーム(SGG)の開催日だった。

 友人Nが3日間同行するというので、せっかくだから連休中ずっと房総でバス釣りをしようと思い、テントで2泊3日することにした。ただし、なかなか明けきらない梅雨のため雨の可能性が高い。まあ、雨が降ったら降ったでテントでガマンするなり車中泊するなりどこかで過ごすなり、なんとかなるさと。

 佐久間ダムの芝生広場(正しくは「都市・農村交流広場」という名称)はテント泊するには最適な場所だ。駐車場とトイレと手洗い炊事場がコンパクトにまとまっていて、そのすぐ隣りが平らな芝生になっているからテントサイトとしては好都合。さらに、付近の道路や駐車場に深夜の騒がしい車が来ないのがポイント。今まで何度もここでテント泊をしている。(例:1/2/3

 しかし、ひとつだけ不便な点がある。携帯電話が圏外なのだ。どの携帯電話キャリアでも電波はまったく入らない。

 自宅を出発したのが遅い時間だったため、土曜昼間の都内の道路は各地で渋滞していた。そこで、なんとか夕方までに到着できるようアクアラインを使った。片道3000円は痛いが…。

 自宅→調布から多摩川の堤防(多摩沿線道路)をひたすら南下して川崎→浮島IC⇒東京湾アクアライン⇒木更津金田IC→袖ケ浦

 袖ケ浦市と君津市の境にある「藤井野里堰」に到着したのは夕方というより夜の18:30頃だった。県道側の堰堤付近に車が5台。バサーが7,8人。やはり街から近いだけあって人気の場所らしい。

 ちなみに前回訪れて看板を見つけたので「藤井野里堰」と呼んでいるが、調べてみると「高谷堰」という名称もあるらしい(参考1/2/3)。Mapfanでは高谷堰だった。

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どんよりと曇り、すぐに暗くなってしまいそうな時間に着いた。

それでもバサーは多かったので、人がいなくなるよう暗くなるまで待った。

今回も「夜釣りでトップ」を狙うためだ。
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何度かキャストして、3度目のバフォッ!でノった(フッキングした)。

このドキドキの瞬間がたまらん。
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とても元気がよかったが少し痩せ型。35cm。

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トップならこれ、と以前から聞いていて試してみたかった「ジッターバグ」3/8oz。
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カポッカポッカポッカポッと陽気な音を出しながら、ユラユラと首を振って、水面を水押ししてできる波紋でアピール。噂どおりに釣れた。

1尾釣れたから満足。


 このあともジッターバグを暗闇に投げ続けたが釣れず。次は前回釣れたOSPのバジンクランクを投げていたらノった。しかし寄せる途中でバラしてしまった。まわりが静かなせいか、風が穏やかなせいか、暗闇の中に時々光るを見つけた。20:30頃までやって、まったく気配がなくなってしまったので、納竿

 片付けて出発。夜なので空いている海沿いの国道を南下して、鋸南町の佐久間ダムに到着。もちろん駐車場には誰もいなかった。知った場所だし慣れているので、暗闇の中でもてきぱきとテントを張った。

 湯を沸かし、カップ焼きそばの夕食を食べていると、トイレ前の草むらからネコの鳴き声。どうも子ネコらしい。声の主を見つけると生まれて1ヶ月ほどのかわいい子ネコ。小さくて両手に包むことができるくらいの大きさ。にゃあにゃあ鳴いているが、人間を警戒しているようで近づけない。

 しばらく声をかけたりして誘うと草むらから出てきた。驚かさないよう子ネコのほうから寄ってくるのを辛抱強く待つと、少しずつ近寄ってきた。お腹がすいているのかとパンを差し出すと食べた。食べる前まで「にゃあにゃあ」だったのだ、食べながら鳴くので「にゃあ、にゃむみゃむにゃむ」になっていた。焼きそばを差し出すと麺を食べながら「にゃむみゃむにゃむ」。だが水は静かにぺろぺろ飲んだ。

 だんだん慣れてきて、触ることができるようになった。しかし体が小さいせいか差し出したものはほんの少ししか食べない。駐車場横の電灯周辺にはカブトムシや大きな蛾が集まっていて、そのうち、子ネコがその蛾を捕まえて食べはじめた。ここでも「にゃむみゃむ」鳴きながら。どうもこの子ネコは野性生活に慣れているようで、人間の食べ物よりも野性の食べ物のほうが好きなのかもしれない。子ネコをじゃらして遊んでいると抱き上げることもできるようになった。お腹を調べるとメスだと判った。遊び飽きたのか、しばらくすると山のほうに行って姿が見えなくなった。この子ネコは鳴き声から『にゃむ子』と命名した。

 また明日もにゃむ子に会えるかなぁと思いながら、テントに入った。少し蒸し暑い夜で、寝袋はほとんど必要なかった。寝苦しい夜だったが、次第にうとうとしていった。

【本日の釣果】
 藤井野里堰…1尾
 計…1尾

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 日曜。明け方、小雨が降ったり止んだりしていた。駐車場にはバサーらしい車が何台か来ている気配あり。明るくなってテントから顔を出すと、すでに数人のバサーが釣りはじめていて、フローターも来ていた。テントから出ようかどうしようか迷っていると雨が降り出したので、もう一度寝ることにした。

 実はこの日、袖ケ浦市在住のT氏が佐久間ダムに来て合流することになっていたのだが、ボクらが移動してしまうと会えなくなりそう(携帯が通じないから)だったのでテントから動かなかったのだ。しかし、二度寝している間に来たらしく、SGGのリアルターゲットである「MJリゲイン」が車の傍に置いてあった。あとで携帯メールのやりとりする(いったん車で佐久間ダムから出た)と、やはり一度来たのだがボクらを見つけられないのと釣れないから別の場所へ移動したということだった。残念だがT氏との合流は果たせなかった

 雨が止んでから、午前の遅い時間に起き出して、パンを食べて朝食。にゃむ子は近くには見当たらなかった。陸っぱりバサーやフローター、さらにゴムボートまで出ていたが、皆あまり釣れていない様子。人が減ってきた頃合を見計らって、釣行スタート。テントや寝袋はそのままで。

 佐久間ダムで一番実績のある、中央あたりにある廃スロープと浮きブイ周辺へ。


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芝生広場のテント。とても好都合な場所。

テントや寝袋はそのままにして、釣行スタート。
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佐久間ダムの中央部、廃スロープ周辺。

いつもなら簡単に釣れるのに、アタリすらない。水が悪い模様。

少しばかり水が増えていた。20%増量という感じか。
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ふと、浮きブイ脇を狙ってキャストしたら、風に流されてブイに当たって、ポトリと真下に落ちた。

すると、網にかかってしまったかのようにリグが動かない。

しかし、重いものがゆっくり動いた。コイを釣ってしまったのか?
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コイじゃない。デカいバスだ!

重いがあまり暴れないので岸まで寄せることができた。ラインはナイロン(NITLON)の8lbだが、そう簡単には切れないと信じた。

持ち上げるとかなり重いし、指が痛い。 (SGG用の写真A)
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SGGメジャーを使ってSGGルール方式で計ると…52.7cm

もちろん自己最高記録!

あまり体高はないが、それでも十分にデカい。(SGG用の写真B)
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口なんてコブシが余裕で入るくらいにデカい。
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あまり水から出していると可哀相なので、しっかり濡らした。

あと、水中で動かしてエラに酸素が供給されるよう気を配った。
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何度も記念撮影。

もう二度とお目にかかれないかもしれないランカーなのだ。
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リリースの時もていねいに、エラに水が通るようにした。

うーむ、名残り惜しい。

しばしデカバスくんとにらめっこしてからリリース。
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最後にガッツポーズ。

このうれしさを体で表現してみました。

※このページを見てここの浮きブイを狙おうと思ってる方へ。
ブイには網が付いていますので、正確に狙うと網にリグが絡みます。ルアーやラインなどのゴミを増やさないためにもご注意を。
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リグはゲリヤマ3inchグラブ、スプリットショット。

佐久間ダムの20cm前後のコバスを釣るつもりだったセコリグ。

今思えば、よくフックが折れなかったものだ。


 佐久間ダムは今まで、20cm台のコバスの数釣りができる場所として何度も通ってきた。スレていないがコバスが多く、30cm台が釣れることはごくまれで、40cm台なんて噂でしか聞いたことがなかった。ただし、佐久間ダムを知るきっかけとなった「よしさんのページ」には50UPの情報がある。

 すぐに車へ戻り、佐久間ダムを出た。上に昇ってトンネルを出れば携帯はつながる。そこから携帯でWebアクセスしてSGGへエントリーした。SGGのルールでは同じサイズの場合、早くエントリーしたほうに入賞の権利が与えられるのだ。

 再び佐久間ダムの芝生広場のある駐車場へ戻り、手を洗ってから、テントの確認。異常なし。トイレ前の草むらににゃむ子を見つけた。どうも眠っていたらしい。いったん目を覚ましてもすぐにうとうとして丸くなった。夜は活発に動き、昼間は茂みの中で眠るらしい。夜行性のようだ。とはいえ、この日の佐久間ダムはバサーや観光の人たちが多く出入りしていたので、あまり落ち着いて眠れないような気がした。

 佐久間ダムでは釣れないような気がするので移動することにした。以前、一度だけ行った野池へ。

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茂みの中で眠るにゃむ子。

夜動いて昼間眠るらしい。

離れた場所からズームで撮ったので画像が悪い。
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芝生広場の炊事場にはバーベキューのグループが来ていた。

にゃむ子の眠りはじゃまされないで済むだろうか。
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とある溜め池。名称不明。
先日は43cmが釣れた。

ほかにバサーはいない。

水が悪いような感じ。
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かろうじて1尾釣れた。22cm。

SAWAMURAバレット、ノーシンカー。

釣れそうな気がしないし、友人Nがまだボウズだったので釣れる場所へ移動
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市部堰

ここなら誰でも何でも釣れるくらいのコバスの宝庫。

小さな溜め池なのに、10人近くのバサーが来ていた。けっこう有名なのか。
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あっけないほど簡単に釣れた。

このくらいの18〜23cmくらいのコバスが6尾。
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SAWAMURAバレット、ノーシンカー。それも千切れかかってヨレヨレになっている。ここならなんでも反応するのだ。

友人Nも釣れてボウズ解消できたし、あまりに簡単にコバスと遊べてしまうことに飽きたので、移動
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移動の途中で大減水していた戸面原ダムに寄り、水位を確認した。30%増量という感じ。

まだ水量が足りず、ブレイクラインまでウェーディングしているバサーが見えた。


 このあと、晩メシを食べに君津の街へ寄り、そのまま「藤井野里堰」へ向かった。また前日に続いて夜釣りでトップを狙うためだ。

 堰に着いたのは20:00近く。真っ暗な県道側堰堤には当然誰もいない。同じようにジッターバグとバジンクランクをキャスト続けた。しかし反応がない。

 近くで祭りが開催されているらしく、太鼓の音や歓声が聞こえた。それに、週末の夜ということもあってか、すぐ近くの県道をマフラー改造した騒がしい車が何度も走り抜ける。これではトップ系ルアーがバスを誘う音が生かされないような気がした。バフォッという水面への捕食の音を聞こうと集中しても聞こえないのだ。

 この音が一度でも聞こえれば、バスの活性と存在が確認できるためやる気になるのだが、聞こえないので集中力が続かない。暗闇の中に微かに見えるアシの方向へ投げているだけでは、何度かキャストすればすぐに釣れなさそうな気持ちになってしまうのだ。

 この場所は足場もいいし、かろうじて微かな明かりもあり、うまくキャストすればアシ沿いをトレースできるのだが、釣れない時にポイント移動ができない。藪こぎすれば行けるのだが、暗い中では無理だ。前日見えた蛍も見えないし、まったく反応がなさそうだったので、諦めて納竿とした。

 実はこの日の夜釣りは時間つぶしでもあったのだ。SGGでは釣果登録は2つに分かれていて、サイズだけはブラウザ搭載の携帯電話から登録できる。しかし証拠写真のアップは開催日の22:00からでないとサーバが受け付けてくれないのだ。

 以前はノートパソコンを持ってきて、ISDN公衆電話や携帯のダイヤルアップ経由でアップしていたのだが、この日はノートパソコンを持って来なかった。あらかじめ、インターネットカフェがあることと、その店のパソコンに自分のデジカメ画像が転送できることを調べておいた。

 君津へ戻り、インターネットカフェ「自遊空間君津店へ。駐車場が満車のため少し待ってから入店。個室になっている席でいそいそと準備。フリードリンクなので何杯も飲んだ。デジカメから画像を転送、画像レタッチソフトのダウンロードとインストール、画像の選別、画像補正とリサイズ、そしてSGGのマイページから登録。この作業を2人分を行い、60分以内で終えて会計を済ませた。時間で金がかかると思うと、我ながら見事にテキパキとした作業ができた。

 用が済むと、夜道を海沿いの国道を走って佐久間ダムへ戻った。もちろん駐車場には誰もいない。暗い芝生広場を見るとテントはまったく異常なし。途中で買った牛乳を飲ませてあげようと思いにゃむ子を探した。昼間はトイレ前の草むらで眠り呆けているが、夜になると俄然活発な動きを見せる子ネコだからもしかしたらどこかに遊びに行っているのかもしれない。

 と思ったら、すぐに草むらから顔をのぞかせた。にゃむ子は今夜も元気だった。ミルクを飲み、じゃれて遊んでいたのだが、眠くなったのでテントに入った。にゃむ子は遊び相手がいなくなった途端にどこかへ出かけて行った。

 この夜も蒸し暑く、すぐにでも雨が降りそうな感じだった。

【本日の釣果】
 佐久間ダム…1尾
某野池…1尾
市部堰…6尾
藤井野里堰…0尾
 計…8尾

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 月曜。まだ暗い未明、はっと気配を感じて目を覚ますと、テントの出入り口から雨が降り込んでいた。まだ小雨だったので酷いことにはならずに済んだ。暑かったのでテントの入り口をメッシュ地だけにして開けておいたのだ。フライシートも閉めて、再び眠りについた。

 その後、雨の音に何度も眠りを妨げられた。大粒の雨が降り出して、テントの生地を叩く音が大きいのだ。フライシートをしっかり張って雨対策はしてあったが、ここまで雨量が多いと雨漏りしてしまうだろうなと思いながらも、ほかにどうしようもないので、雨が止むまで浅い眠りを繰り返した。

 ふと目覚めると雨が止んでいた。しかしテントの中は浸水して銀マットも寝袋も濡れていた。雨の量が多いとフライシートがテントの生地に張り付いてしまい、そこから雨水が漏れ入ってしまうのだ。これを防ぐためには、フライシートが張り付かない高級なテントに替えるか、テントの上にタープを張るしかない。

 とにかくいったん起きて駐車場を見ると、この雨でも何台かのクルマが停まっていた。前日に続いてこの日も友人と合流する予定だったのだが、まだ駐車場に現れていないところをみると、雨が降ったから釣行を中止にしたのだろうと思った。

 疲れていたのでまた眠った。友人Nはひとりいそいそと準備をして釣行に向かったようだった。

 午前の遅い時間に起き出して、雨が降り出しそうにないことを確認すると、準備をして朝食を食べながらバサーの様子を見ていたが、今日も釣れていないようだった。

 あまり釣れる気がしなかったが、友人Nが戻ってきて3尾釣れたとか。クルマで一緒に小萩川ワンドへ向かった。

 ワンドの奥の断崖に向かってスピナーベイトをキャストして、うまく崖に当たって落ちてから引きはじめた瞬間にアタリがあった。しかし寄せてくる間にジャンプ一発でバラしてしまった。

 その後、道路に見たことのある車が登場。友人KとHと合流できた。雨が上がるのを待っていたのではなく、単に寝坊しただけだった。

 場所を変えて、いつもの浮きブイと金銅橋の間へ。ギルが多いだけで、バスはなかなか釣れない。高台から見ると、見えバスもたまに通るのだが反応が悪かった。

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かろうじて見えバスが1尾だけ釣れた。24cm。

高台から落としてフォーリングさせた。
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おなじみ、SAWAMURAバレット、ノーシンカー。

釣れないし、天気がよくなってきたので納竿
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陽が出てきたので、テントから寝袋などすべて出して干した。テント自体もシートも木にかけて乾かした。

ついでに長靴も洗ったりして。
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そのテントなどを干している間はにゃむ子と遊んだ。
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にゃむ子、デジカメに興味を示す。
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ゴロゴロとノドを鳴らして落ち着いた様子。

草を動かすだけで興味津々なのだが、少し眠そうな様子。子供のくせに夜型なのだ。
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テント一式が乾いたので撤収。またいつもの、ただの芝生の広場へと戻った。

にゃむ子は草むらで寝入ってしまった。
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再び雲行きがあやしくなってきたので、急いで退散。

次に佐久間ダムへ来るときはにゃむ子は大きくなっているだろうか。

友人KとHにあいさつして出発
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佐久間ダム近くにある鋸南町の町営温泉「笑楽の湯」(老人福祉センター)。

以前入ったことがある。

が、残念ながら本日休館。


 こんな中途半端な時間に納竿して佐久間ダムを出発したのは、同行の友人Nに所用があり、夜までに都内に行かなければならなかったからだ。夜間でも一般道で4〜5時間、高速使っても3時間かかる。週末昼間(それも3連休最終日)の大渋滞では何時間かかるかわかったものではない。

 とりあえず、13:00頃に納竿して、テントなどを干して(その間ずっとにゃむ子と遊んでしまった)、出発したのは14:30。 実はこの2泊の間、入浴していないから、どうにも風呂に入りたかった。日焼け止めクリームを塗り、虫除けスプレーを吹き付け、さらに汗まみれになった状態。友人Nは所用があるためなんとしてでも入浴したいのだ。自分としてはあまり気にならないが…(人が近寄ったら臭かったかもしれない)。

 そこで一番近くにあって混んでいない「笑楽の湯」に向かったのだが休館の札が出ていて閉まっていた。さらに佐久間ダムから少し北上したところにある民営の入浴施設に行くと、ここも休み。仕方ないので、君津まで急ぐことにした。

 山道を走っているとだんだん霧が濃くなり、まるで曇の中のよう。すぐに夕立のような大粒の雨が降り出した。

 どしゃぶりの雨の中、「君津の湯」にたどり着くと、ひどい混雑。連休で雨となれば、こういう場所が混むのは何度も経験済み。とにかく急いで入浴してさっぱりしてから出発。建物を出たときには雨は上がっていた。

 高速道路の渋滞情報を聞くとどこも渋滞していた。少し悩んだが、時間が読めない渋滞にハマって所用に間に合わないのは非常にマズいので、東京湾アクアラインを使うことにした。

 アクアラインを通って、川崎・浮島から一般道で都内へ向かったが、予定の半分の時間で着いてしまった。これが3000円の効力。

 今回は雨にたたられたが、ジッターバグで釣れたし、にゃむ子と遊べたし、なんといっても意外な場所でランカーサイズのバスを釣り上げることができたので、何も言うことがないくらい満足。

 次の釣行は、夏休みの「八郎潟長期遠征」だろうか。

【本日の釣果】
 佐久間ダム…1尾
 計…1尾
3日間の合計…10尾


《後日談》
ショットガンゲームの確定順位は、8位だった。雨まじりの地域が多く、活性がイマイチな大会だったらしい。しかし、上位者に自分のほかには関東地域がいないことが嬉しい。関東では一番のサイズだったわけだ!




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